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Aさんの例

Aさんはコラム法やリワークを共にした同士で話をすることで、今までの自分の思考や行動を振り返る癖がつき、“いい社員、いい父親・夫”になりたいという自分の根本にある価値観はそのままに、新たな頑張り方や価値観を見出したのだと思います。

ここで、Aさんの思考やその行動の変化というものを考察していきたいと思います。

それでは検討していきましょう。

〈Aさんの思考と行動の変化〉

・絶対に遅刻してはいけない、ということから、まずは最低限の会議で困らないように準備する、という考えに変える。

・家事育児は夫婦で分担するという考えから、家事はいつやっても良いんだ、育児は時に親や地域を頼ることも大事、と考えるようにした。

・困っている後輩を察して手を貸すという考えから、具体的に相談があったときにだけのみ助言すればよい

 

こんなふうにAさんは考え方や行動を変えていくことで物事がうまく進むようになったといいます。

 

Aさんは当時のことを振り返ってこう話していました。「あの時主治医にはっきり再発を告げられ、なんか腑に落ちた。自分が怠けていると思うことで病気を否定したかったんだと思った。病気になってよかったとは思わないけど。それでおおかげで得たものもあり、自分の人生の大きな収穫と言っても良いかもしれない」と。

事実、2度目の復職から5年以上が経ちますが、Aさんは再休職に至っていません。

そして、お子さんとの触れ合いを以前よりずっと楽しそうに話してくれるようになったとのことです。

このように自分に期待しすぎず、相手を助けなければ、ということをいい身で手を抜いて気楽に考え捉えることは重要だったとAさんは思い出しながら感想を話してくれました。

 

もし、今躓いたり苦しんでいる方がいたら、ご自身の人生に布石を投ずる準備段階にいるのではないでしょうか。残念ながら、働きながらリワークに通所することはなかなかできませんが、(※一部プログラムは受講可能な場合ある場合がありますよ)、今回の記事を通して何かしらにお役に立てていただければ嬉しいです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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